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女子1500m 世界新記録 動画 3'50"07 ゲンゼベ・ディババ

 

ディババ再び

 5000mの世界記録保持者、ティルネッシュ・ディババが2014年に産休に入ると、今度はティルネッシュの6つ下の妹、ゲンゼベ・ディババが世界の舞台をゆるがします。

f:id:xccg:20160716213914j:plainwww.athleticsweekly.com

 

 

これまでの女子1500mの世界記録は長年、中国「馬軍団」の曲雲霞が保持していた 3'50"46でした。

 

2015年7月に開催された「ダイアモンドリーグ モナコ大会」、ゲンゼベが 24歳の時にこの記録に挑戦します。

 

それまでのゲンゼベの自己ベストは 3'57"54でした。

 


Genzebe DIBABA 1500m - NEW WORLD RECORD!!! - 3:50.07 DL Monaco 2015

 

喜びのあまりはねまわっています。

 

走り方としては、ティルネッシュよりも接地時間の短い、短距離選手のような走りをしています。けり出すたびにスパン、スパンと音がしそうな走りです。

 

スローモーションを見るとわかりますが、両腕の振り方が違います。そして足の使い方も明らかに違います。

 

レース後の超スローモーションは、「ダイアモンドリーグ」中継の魅力のひとつですね。

日本では WOWOWが「ダイアモンドリーグ」全試合のテレビ中継を流しています。

 

 

ゲンゼベ・ディババ

ゲンゼベ・ディババは16歳の2007年から世界の大会へ姿を見せはじめます。

 

トラック競技の他に、主にヨーロッパで冬季に開催されるクロスカントリーや室内競技へも積極的に参加しました。

 

毎年、毎年自己ベストを着実に更新していきます。

 

かいつまんで見てみると、

 

'09年の世界陸上ベルリン大会で5000m8位入賞、

'11年の世界陸上テグ大会でも5000mで8位入賞、

'12年には5000mでエチオピア新記録を樹立しますが、

ロンドンオリンピックでは予選で太ももを怪我してしまいます。

 

'13年からソマリアの名コーチ、ジェイマ・アデンのもとで中距離のトレーニングを始めます。

 

このように場数を踏みながら成長した結果、2014年に室内競技で立て続けに世界記録を更新します。

 

▼女子1500m室内世界新記録


Genzebe Dibaba 1500m 3.55.17, new indoor WR, Karlsruhe 2014

 

こうして2016年までに、室内の1500m、3000m、1マイル、2マイル、5000mと、屋外の1500mの世界記録を全てゲンゼベが破るまでにいたります。

 

2016年現在、屋外5000mではティルネッシュの世界記録に6秒迫る世界歴代4位の記録を持つゲンゼベですが、今後も注目です。

 

 

 

 ゲンゼベ 自己ベストの変遷

1991年生まれのゲンゼベの、年次自己ベストの表です。 

f:id:xccg:20160716011333p:plain

http://www.iaaf.org/athletes/ethiopia/genzebe-dibaba-226511

 

昨年暮れの都大路高校駅伝世羅高校を逆転優勝させたアンカーの向井優香選手は、2015年に16歳で5000mを15分31秒で走っていますから、16歳のゲンゼベ(2007年)よりもはやいことになります。(細かい誕生日のことなど不明なので、単純な比較はできませんが)

 

そういえば、たしか「月刊陸上競技」の紙面上だったと思うのですが、佐藤悠基選手とアメリカのゲーレン・ラップの年次別自己ベストを比較した記事を見たことがあります。

 

大学2年生、20歳くらいまでは両選手ともにほとんど同程度の記録の伸びかたをしているのですが、20歳以降の伸びで一気に佐藤悠基選手が突き放されてしまうのです。今やゲーレン・ラップは12分台のかなたです。

 

20歳手前の世界ユースや世界ジュニアの大会で活躍する日本人はいるのですが、シニアの世界になると戦うのはとても厳しくなってきてしまいます。

 

日本の中学生や高校生のトップ選手は、世界でも十分に戦える水準にあるのですが、その後の伸びで差がついてしまうようなのです。

 

 

※世界トップ選手のプロフィールや来歴は、IAAF(国際陸上競技連盟)のサイトに詳しく出ています。

http://www.iaaf.org/athletes

 

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